聖書からの素敵な言葉を

聖書からの素敵な言葉を(ブログ)

聖書を手にされたことのない方のために、わかりやすくを心がけて、ブログを書かせていただいております。

今後あらわれる世界統一政府について

2020年12月9日

 

『 今後あらわれる世界統一政府について 』

 

(今回は、反キリストが支配することになる世界統一政府についてふれたいと思います。なおこの人物の背後にはサタンがついています)

 

・ダニエル書・11章の36~39節より(=以下は、み使いがダニエルに語りかけている言葉です)

『あの王(=反キリスト)はほしいままにふるまい、いよいよ驕(おご)り高ぶって、どのような神よりも自分を高い者と考える。すべての神にまさる神に向って恐るべきことを口にし(=聖書の神、キリストを冒涜し)、怒りの時が終わるまで(=神による7つの鉢(はち)のさばきがおわるときまで。すなわちキリストが再臨されるときまで)栄え続ける(=世界統一政府のトップに立ちつづける)。定められたことは実現されねばならないからである。先祖の神々を無視し、女たちの慕(した)う神をも、そして他のどのような神をも尊(とうと)ばず(=これはすべての宗教の神をあしらうということ)、自分を何者にもまさって偉大であると思う。代りに、先祖の知らなかった神、すなわち、砦(とりで)の神をあがめ(=これは自らを神と称してたてた像をあがめるということ)、金銀、宝石、宝物でこれを飾り立てる。強固な砦の数々を異国の神に頼って攻め(=権力拡大のために、自分が信じてもいない宗教を利用し)、気に入った者には栄誉を与えて多くの者を支配させ、封土(ほうど)を与える(=世界統一政府の支配のもと、奪いとった領土をあたえることになります)』

 

ヨハネの黙示録・13章の7~8節より

『獣は(=反キリストは)聖なる者たち(=キリストへの信仰がある者たち)と戦い、これに勝つことが許され(=迫害して殺すことがゆるされ)、また、あらゆる種族、民族、言葉の違う民、国民を支配する権威(=世界中を支配する統一政府のトップに立つ権威)が与えられた。地上に住む者で、天地創造の時から、屠(ほふ)られた小羊(=十字架で死なれたキリスト)の命の書にその名が記されていない者たちは皆、この獣を拝むであろう(=神が用意されている “命の書” に名がない者は、反キリストをおがむことになります。これは反キリストをうけいれ、つきしたがうということです)』

 

ヨハネの黙示録・13章の16~18節

『また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者に(=世界統一政府の支配下にある世界中の人々に)その右手か額(ひたい)に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった(=この刻印がないと買い物ができないほどの、監視社会にみまわれます)。この刻印とはあの獣の名(=反キリストの名)、あるいはその名の数字(=反キリストの名をあらわす数字)である。ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間(=反キリスト)を指している。そして、数字は六百六十六である(=この六百六十六が、反キリストの名を示しているということです。現時点ではだれが反キリストであるかはわかりませんが、世界統一政府が誕生し、艱難期に入ればあきらかになります)』

 

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(聖書には、今後世界統一政府が誕生することが、神の預言として記されています。聖書を読まれたことのない方にとっては、世界が一つにまとまって良いではないかと思うかもしれませんが、この反キリストは絶大な権力をにぎり、その背後にはサタンがついているのです。これも神のご計画の一つであり、神はこの世のおわりのしめくくりとして、これら悪に属するものをほろぼされることになります。ですから今後この地上でおこっていくことに対して、わたしたちは聖書の観点から見つづけていくことが大切であるのです。それでは一人でも多くの方が、いつわりの情報にまどわされずに、真実とともに歩んでいくことができますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)

 

なお聖書本文は、日本聖書協会の新共同訳から引用しております。