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聖書を手にされたことのない方のために、わかりやすくを心がけて、ブログを書かせていただいております。

聖書の預言である、反キリストとイスラエルが結ぶ7年間の条約について

2020年3月10日

 

『 聖書の預言である、反キリストとイスラエルが結ぶ7年間の条約について 』

 

(以下の、ダニエル書・9章の24~27節(=いまから2500年以上前に書かれた)には、反キリストがイスラエルと7年間の条約を結ぶことになる、といった預言が、詩のような形式をとってつづられています。なお()内はその詩に対して、私がつけた注釈になっています)

 

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・お前の民と聖なる都に対して、七十週が定められている。

ユダヤ人とエルサレム(=イスラエルの都市)に対して490年が定められている。なおここに出てきた “70週” には、民数記14‐34(=旧約聖書)の “一日を一年とする” という法則をあてはめて、70週が70×7=490日であることから、490年として解釈しています。そしてこの定められた期間は、以下の預言の中で、49年、434年、7年(=計490年)と、3つに分割されたかたちで、登場することになります)

 

・それが過ぎると逆らいは終わり、罪は封じられ、不義は償われる。

(それが過ぎるとユダヤ人の神への逆らいはおわり、罪も犯さなくなり、それらのあやまちはつぐなわれる。もちろんこれは、彼らがキリストの十字架を信じるようになった結果に、もたらされるものです。現在のユダヤ人の多くは、キリストを信じていませんが、今後反キリストの登場をきっかけに一変することになります)

 

・とこしえの正義が到来し、幻と預言は封じられ、最も聖なる者に油が注がれる。

(永遠につづく正義(=神の国)がおとずれ、もう幻も預言も必要がなく、再臨したキリストが王になり、千年王国を統治する。なお “油が注がれる” には、神によって王に定められる、という意味があります)

 

・これを知り、目覚めよ。

(これを知り理解しなさい)

 

エルサレム復興と再建についての、御言葉(みことば)が出されてから、油注がれた君(きみ)の到来まで、七週(=49年)あり、また、六十二週(=434年)あって、危機のうちに広場と堀は再建される。

エルサレムの復興と再建(=これは、紀元前500年代に、バビロン(=現在のイラクに位置している)からの侵略をうけて、エルサレムは破壊されたままの状態にありました)について、神のご意志がユダヤ人にくだってから、49年後にエルサレムの広場と堀が修復され、そのさらに434年後に、メシア(=救い主)であるキリストが到来する(=これが西暦30年前後になります)。これらはもちろん成就しました。この時点で490年のうち483年が消費されたので、のこりはあと7年です)

 

・その六十二週のあと油注がれた者は、不当に断たれ、都と聖所は、次に来る指導者の民によって荒らされる。

(そのあとでキリストは不当に十字架にかけられて命を落とし、エルサレムとその神殿(=第二神殿のこと)はローマ軍によって破壊される。これもすでに成就しました。神殿が破壊されたのが西暦70年のことになります)

 

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※補足:なお、ここで490年のうち483年を消費したところで、いったん針がとまります。この理由は、上記のローマ軍の侵略をうけた際に、ユダヤ人が世界中に離散(りさん)させられてしまったためです。そして現在、ふたたびイスラエルユダヤ人がもどってきていますが、まだ針は動いていません。これはこの間を用いて、神が、まず異邦人(=ユダヤ人ではない世界中の人々。つまり私たちのことです)の “救い” を完成させようとしておられるからです。“時” は、いまは異邦人の時であり、ユダヤ人の時ではないのです。ですから、このユダヤ人に向けてなされている預言の “時” は、いまもとまっている状態にあるのです。この針が動きだすのは、異邦人の救いが完成(=これが世界中の教会が天にあげられる携挙(けいきょ)のことです)が実現し、そのあとで反キリストが登場することで、ふたたびユダヤ人へと “時” がもどされることになります。要するに483年と7年とのあいだに、西暦70年からの1900年以上の長い空白がもうけられていて、いまもユダヤ人にとっては、空白の時が進行しているということです。それでは以下の、針が動きだした、最後の7年に関する預言へとつづきます。

 

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・その終わりには洪水があり、終わりまで戦いが続き、荒廃(こうはい)は避けられない。

(そうして迎える世のおわり(=艱難期(かんなんき)にあたる7年間)には、天災(=洪水)や、長引く戦争があり、エルサレムは荒れはてる。なおここでの “洪水” を戦争と解釈されている方もあるようです。もちろんこれらはまだ成就されていませんので、これからおこることになります)

 

・彼は一週(=7年)の間、多くの者と同盟を固め、半週(=3年半)でいけにえと献げ物を廃止する。

(彼=反キリストは、7年のあいだ、多くのユダヤ人が賛同する条約をイスラエルと結ぶ。しかしその3年半後に裏切り、ユダヤ教の教えである動物のいけにえとささげ物を禁止する。要するにこの両者のあいだで条約が結ばれたら、それが世のおわりへと向かう艱難期(かんなんき)に入ったことの合図になります)

 

・憎むべきものの翼の上に荒廃をもたらすものが座(ざ)す。→ここの訳は他の聖書も参考にし、以下のようにさせていただきます。

・荒廃をもたらす憎むべきものが翼の上に座す。

(反キリストがエルサレム神殿(=これはこれから建てられることになる第三神殿のことです。現在のイスラエルには、ローマ皇帝に第二神殿を破壊されて以降、ユダヤ人のための神殿はつくられていないので、この第三神殿がこれから建てられることになります)をうばい、自らを神と称してそこに座る。なおここでは “翼” をエルサレム神殿と訳しています)

 

・そしてついに、定められた破滅が荒廃の上に注がれる。

(そしてついに神の計画どおり、キリストの再臨によって、反キリストがほろぼされる。なおこれは世のおわりを意味し、新たにキリストが統治する千年王国の誕生を意味しています。もともとキリストを信じていなかったユダヤ人ですが、こうして反キリストがエルサレム神殿に踏みいり、自らを神と称することで、却(かえ)って本当の神の存在に気がつき、キリストの十字架を信じて救われることになるのです)』

 

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(とてもむずかしい預言となっていますが、私なりに調べて、とくにユダヤ人とエルサレムに対しての預言であるのをふまえて、上記のように書かせていただきました。いずれにせよ、今後反キリストが登場し、イスラエルと7年間の条約を結びますが、それも3年半で裏切り、自らが神であると称するまでに権力をふるいます。しかし世のおわりである艱難期のしめくくりとして、キリストが再臨なさり、すべての悪を裁いた上で、新たな王国をもたらしてくださるのです)